明治41年創業。襖、障子、帯戸等の建具の黒塗りはおまかせください。

弊社は能登半島の付け根、「寒ブリ」で有名な富山県氷見市にございます。

漆で有名な「輪島塗」と銅器で有名な「高岡銅器」の中間の地にて

建材への塗装を行っている会社です。

漆の塗装技術をベースに、カシュー、ウレタン、エポキシ、ラッカー等、

様々な樹脂塗料の塗装を行っております。

 

和室向けの建具のみならず、ドア等の洋装建具部材、

寺院の柱、天井棹等の部材、また神社向けの社額や仏像等の神仏具、

山車等の大型祭礼具等まで、幅広いお品物の塗装を承っております。

3つの特徴

1.塗りの基本的技術は、漆の“塗師屋(ぬしや)”から継承。

2.漆はもちろん、ポリマー素材など各種塗料、また焼付も対応。

3.8m位までの大型資材塗装まで対応可能。 

塗師屋稼業一筋!そして、時代は変われど…

元々、現代のようにプラスチックや様々な金属などの素材がなかった時代、日本では家はもちろん、様々な製品が木で出来ていました。その木を如何に美しく、長持ちさせるかということで漆の技術が発展して来ました。物を大切にする心ですね。ところが、使い捨ての風潮もそうですが、現代の耐久性についての概念は、“手荒に扱っても壊れないもの”です。これは、ものを大切にすることとは逆のように思えます。当社でも、現代の要求に答えるべく努力はしておりますが、忘れてはいけない心「ものを大切にする心」を、仕事をする上で大事にしております。これはどんな時時代が変わっていこうと、変わらぬものと当社では考えております。

※写真は、富山県氷見市本町の明慶寺(浄土真宗本願寺派) 本堂
「製品実績」にも、一部記事を載せております。ご覧くださいませ!
塗りものの奥は、広く深い!!

富山は、高岡漆器という伝統もあり、それを引き継いで来ました。しかし、今日において高岡銅器と共にその伝統技術が風前の灯となって来ました。時代の流れに合わせ、塗りの素材や技術も変わって来ました。良く言えば「進歩した」のでしょうか。しかし失ったもの、失われつつあるものもたくさんあります。当社も現在まで”塗り“ということに関して、様々なことに取り組んできました。決して陳腐な伝統に固執するつもりはございませんが、古い技術の中にも失ってはいけないものも確かにあるのです。この辺を考えつつバランスをとりながら仕事を進めていくのが、今はベターなのかもしれません。考えれば考えるほど、奥が深いです。
このことに関して、機会がございましたら、皆様のご意見等もお聞かせください。ぜひ、今後の参考にさせていただきたいと思います。
※写真は、埼玉県川越市/氷川神社 有名な川越まつり 連雀町の曳山です。★雀會
 当社で“塗り”を請け負いました。

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